口腔がんの検査
お口の中にできるガンを口腔ガンといい、すべてのガンの中での割合は1~2%ですが最近では増加傾向にあります。
口腔がんのリスク因子
●タバコ、アルコールによる粘膜刺激
●熱いものや香辛料の刺激
●口の中の不衛生
●歯や義歯のとがった縁などによる粘膜刺激と創傷
●慢性の粘膜の炎症など
ガンは進行するにつれて治癒率が落ちる病気ですが日頃から定期的にメインテナンスを行うことでガンになる前でリスクを遠ざけることができます。また、早期発見早期治療が大切になります。当医院では定期的にガンのチェックを行っています。
高齢者歯科、障がい者歯科
高齢者歯科
健康を維持していくには「おいしく食べることができるということが不可欠です。
口から食べるということは消化器だけでなく、視覚・味覚・嗅覚などを刺激し、多くの身体機能を使うため全身によい影響を与えます。
しかし、加齢・病気によって困難になる方は、少なくはありません。
お口の状態は想像以上に全身の健康と関係があります。
歯科の通院が困難な方を歯科医師や歯科衛生士が訪問し、治療や口腔ケアを行います。
往診でどんな治療ができるの?
歯石とり
右の写真の道具で、歯石をとります
虫歯の治療
往診先で使用する携帯用の機材
入れ歯の修理、製作
破損した入れ歯
その他の治療や処置
・抜歯
・ブラッシング指導(歯と粘膜の清掃方法)
・入れ歯の取り扱い
・口腔乾燥症(粘膜の保湿ケア)
・口腔機能体操
・口腔機能訓練
補助ケア用品
*歯科医院で行うほとんどの治療がご自宅で受けることが可能です
この様な症状は無いですか?
・食事量が減った(体重の減少)
・食事に時間がかかるようになった
・むせることが多くなった
・口の渇きが気になる(口臭がある
・発熱が多くなった(誤嚥性肺炎の疑い)
誤嚥性肺炎とは細菌が唾液と一緒に肺に流れて感染する病気
*このような症状がある場合、口腔機能体操や訓練する事で予防につながります
障がい者歯科
通院が困難で治療・処置が必要な方を対象に、ご自宅にお伺いする、訪問診療を行っています。
障がいをお持ちの方に合うような治療ができるようにゆっくり話し合いながら対応していきます。
メインテナンス科受診に際しての注意事項
・メインテナンス科では、患者様のお口の状態によって、担当衛生士がメインテナンス期間を決めています。予約をキャンセルされる場合は、早急にご連絡ください。
・メインテナンス科では、歯ぐきの状態や、咬み合わせなどをチェックしています。メインテナンス科を受診される事によって歯周病が完治するものではありません。ご自身では磨きにくい所の確認や指導、専用器具を使ったクリーニングなどで、患者様のお口が少しでもより良い環境になるようにお手伝いしています。
・メインテナンス科では、歯周病治療と同時に虫歯のチェックをしています。定期的に通院していただく事で、虫歯が小さい段階で発見・治療ができたり、進行の抑制をする事ができます。メインテナンス科に通ってるから「虫歯は出来ない」というものではありません。
虫歯の原因には普段の生活習慣(食事・間食・ハミガキの回数、時間など)が大きく関わってきます。
※来院時や付き添いの方等が外出なさる際には、必ず受付にお知らせください。
※ムシバや歯周病を進行させないためには、患者様の毎日のメインテナンスが重要になります。